「実話」 薄れゆく力〜 不思議・恐怖体験

JUGEMテーマ:恐い話・不思議・都市伝説・怪談

 

 

大人になって年を重ねるごとに、薄れゆく感覚。

 

 

 

小さな頃から、人より少し勘が鋭いんだと思っていた。

 

もしかしたら、霊感的な物があるかもしれない・・・そう思っていた。

 

 

はっきりと見たことも少なく、勘違いで済ますぐらいのものだったのに。。。

 

ある事がきっかけで、私のこの感覚が特別な物だと知らされる事となった。

まずはそのお話から進めていこうと思う。

 

 

 

 

 

あの日、私はいつものように、仕事に行く準備をしていた。

 

 

 

数日前から体調が悪く、胸のあたりに発疹が出てきていて、

 

お店に来ていく服をどうしようか悩んでいました。

 

 

「今日はいつもの感じと違うなぁ〜・・めっちゃしんどい・・・」

 

 

 

昔からたまに、風邪のような症状で、熱っぽかったり、体が重くてしんどかったり、

 

病院に行っても風邪と診断されるし、薬もらっても治らないしで、慣れていたので

いつもの事だと思いながら、胸元の隠れる服を選んで出勤しました。

 

 

 

「おはようございま〜す(笑)」体調が悪いのを悟られないように、元気に入っていくと、

 

「トモちゃんおはよ〜。今日は、Hさんがトモちゃんと話したいって、ご指名よ〜。」

と、嬉しそうにママが言ってきた。

 

 

いつも指名をかけずに、色んな女の子と話をするHさんだった。

 

「今日は2人で話したいから、他の女の子つけんといてって言われてるから、

 口説いても駄目よ〜って注意しといた(笑)」ってママww・・・・

 

 

 

 

でも、私は直感的に、そんなことじゃない事は分かっていた。

 

なんとなく不安を感じながら、Hさんの席に笑顔で行きました。

 

 

「いらっしゃいませ(笑) どうされたんですか?何かあったんですか?」

 

 

 

ジッ〜〜〜〜と見つめるHさん、目が合っていないことに気付いた。

 

何か私に起こっているんだと思いました。

 

 

 

 

Hさんが、話し始めました。

 

「トモちゃん・・今回、体調悪いのいつもの感じと違うやろ。」と・・・・

「えっ???うん・・・」私は不思議に思いながらも返事をしました。

 

 

「信じても信じなくても、話そうと決めたのには訳があんねん。

 

 トモちゃん、今回は体力めっちゃ消耗するで・・・」

 

 

「えっ???? Hさん話がよくつかめへん・・わかるように話してくださいよ〜。」

 

 

 

私のこの言葉をきっかけに、Hさんは悩んでいたのを吹っ切るように、

 

Hさん自身の事、最近の私を見て思った亊を、息をするのも忘れるぐらいの勢いで

話し出したのです。

 

 

 

 

 

「俺な、霊感があるんや。一度、事故起こして死にかけたときに、幽体離脱して

 

 死にかけてる自分をみた事があって、フッって記憶が飛んで、気づいた時には

 病院のベットで寝てたんや。」

 

 

頷くだけの私を見て

 

 

 

「ほんでな〜、色んなものが見えたり、聞こえたりするようになってしもたんや。」と・・

 

 

 

それから、Hさんはこう続けました。

 

「信用してもらえることも少なくてな、あんまり人に話さへん様になってんけど、

 トモちゃん、同じような体験してるやろ!」と・・・

 

 

私は慌てて返事をしたんだけど、

 

「Hさん、私、死ぬような体験してないし・・感が鋭いだけで、錯覚やろって

 思うぐらいのもんやし・・・・」と言ったものの、言葉を詰まらせてしまいました。

 

 

優しく微笑みながら、Hさんは私を見て、

 

「トモちゃんは、小さい時から不思議な体験してきてて、それを話した時の

 人の対応や態度を見てきて、無意識のうちに、話さなくなって気のせいに

 してきてたんやな。それはそのままでいいと思う。ただ、トモちゃんの力が、

 強いから頼ってこられてる。トモちゃんが無意識にはじいてしまってる事もあるけど、

 今までも今回のように、体調崩したことあったやろ。ただ単に見えるだけの人と違って

 トモちゃんは注意した方がいいよ。今回は俺が俺の方に引っ張るわ。手貸して。」

 

 

戸惑う私を気にもせず、

 

Hさんは、私の両手を引っ張って、左手を下に、右手を左手の上に置き、

Hさんの、右手の平を私の左手の平に合わせ、右手の上に左手を乗せ、

私の両手を包む様にしました。

 

 

 

 

 

何がどうなるのか・・・わからずに・・・黙ってその行動を見ていました。

 

 

 

信じられないことに、左手が熱くなってきたと思ったら、頭がボ〜〜ッとしてきた。

 

この感覚はどう説明したらいいんだろうか・・・

高熱が出たときみたいな感じに近いかな。気を失うとかそういう事は私はなかったが、

Hさんによると倒れこんでしまう人もいるみたいだった。

 

 

それから、説明してくれました。

 

私は浄化する力があって、憑いてきてしまうことがあるのだと・・・

体調が悪くなるのは、無意識に浄化に体力を消耗していて、影響が出ていたこと。

助けて欲しい物が憑いてきていて、悪さをしようとかではないと・・・

 

 

今回ついてきた人は女性で、私自身が元気な時だったら、いつもと変わらないぐらいの

 

疲れ方で済んでたと思うけど、トモちゃん、精神的に疲れてるやろ、

何かあったんやな。だから、疲れ方がいつもと違うんやと思うと教えてくれました。

 

 

私自身は守護霊が強くて、悪い物は寄ってこないらしい。

 

(おじいさんと犬だそうです。)このことに関するお話はまた後日・・・

 

 

自分で力をコントロール出来るようになれれば、もう少し楽に対応できるようになるらしいが、

 

私はそんな気持ちにはなれなかった。

 

 

「おかしいと思ったら、私では力不足です。何も出来ません。離れてくださいって

 

 強く思うようにしたら、ある程度は回避できるから、覚えておいて。」と、

Hさんは教えてくれた。

 

 

 

 

 

それから私は、Hさんに、自分の事を話しました。

 

 

小さな頃から、不思議な事がたくさんあったこと。

人を見たときに、色として認識する感覚が、毎回ではなく、たまにある事。

見えるわけではなく、感覚として感じるんだという事を。

 

 

こんな事を話して、信じてくれる人もいるけど、そうではない人もいること事。

 

だから、この感覚の話を、人にはあまりしなくなった事を。

 

 

 

 

 

 

そして、最後の注意として、「何でもかんでも、霊のせいにしたらあかんよ。」と

 

Hさんは、帰っていきました。

 

 

 

 

 

 

次の日、

 

熱も下がり、胸にあった発疹も薄く消えかかっていました。

 

 

今まで起こっていた不思議な事、感じていた事、すべての事に説明がついたこと。

 

私はこの時、すごく安心してました。

 

 

 

 

 

 

 

 

この事を、書こうと思ったのは、年々、あんまり感じることもなくなっていたのに、

 

ここ最近、変なにおいがすることがあるんです。

主人に聞いても、「俺は感じひん。。どんな匂いなん?」

 

 

「下水のような・・・何か物が腐ったような・・・感じかなぁ〜」

 

 

 

「また、感覚が鋭くなってきてるんちゃうか?気をつけろよ」と・・・

 

主人には話してあるんです。私の事を、馬鹿にせず、信じてくれた一人です。

 

 

 

 

 

 

ブログをやってみようと思い出して、ブログを書き始めた矢先、始まったこの匂い・・・

 

 

 

 

 

 

何かあるのかもしれません。

 

幼い頃からあったことを、残していってみようと思ったのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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[実話] 幼少期 〜薄れゆく力〜 不思議・恐怖体験

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当時、私は4歳。

朝から熱を出し、グズっていた。

 

今日はお祖母ちゃんの家に行く予定やったけど、お父さんとお兄ちゃんだけで行っといでと

お母さんがお父さんに話していた。

 

嬉しそうな2つ上の兄・・・・

 

私はお母さんに抱っこされながら、2人を見送った。

 

お昼前・・・・

 

病院に連れていかれ、薬をもらうときに

「2.3日様子を見て、熱が下がらないようなら、また来てくださいね。」

 

「はい。ありがとうございました〜。」とお母さん。

 

家に帰ってきたら、ゆっくり寝ときなさいと、タオルをおでこあてながら、お母さんが言った。

 

 

どうにもこうにも…横になっていないと頭がグルグル・・目が回る感じだった。

 

 

夕方になって、汗を拭いてくれるお母さんに、

「誰かおるよ〜。男の人がさっきおった」って言った私。

 

 

 

日も沈んでいく中で、私はこの時、なんの根拠もなく言ったのを覚えてる。

 

「熱で幻覚みたんやな〜。誰もおらんから、ゆっくり寝なさい。」

 

そっか〜なんの根拠もなく、感じたままを言ったって見えてないもんな・・・・・

私はお母さんの言葉を信じ、もう一度眠りにつきました。

 

 

真夜中・・・・・

 

目を開けると、天井から男の人2人の顔と、女の人1人顔が・・・・・

錯覚かと思い、もう一度見直すと、電球の周りに顔が3つ!!!

手が伸びてきた〜〜〜〜〜〜!!!!

 

「ギャ〜〜〜・・・・」泣く泣く私・・・

「どーしたんや〜」飛び起きた母。。。

 

私は見た事を、説明しました。

電球の周りに人がおる、その人たちが手を伸ばしてきた・・・(泣)

 

「また、幻覚見たんやなぁ〜。大丈夫やから寝なさい・・・」

 

ほら!!って言って天井を指さしても、お母さんには見えておらず・・

私は諦めて、幻覚だと思うようにしました。

 

それから、寝れずに天井の人たちと、目を合わさないようにキョロキョロ。。。。

 

しばらくすると、足元にぼんやり薄い明りのような物が・・・

 

 

「アッ!!!お兄ちゃん(笑) 帰ってきたん?」

私は、怖かったことも忘れ、笑い返してくれたお兄ちゃんを見て寝てしまいました。

 

朝、目が覚めた時、お兄ちゃんはおらず、お母さんに聞いたんです。

「お兄ちゃんは?昨日、夜に帰ってきとったよ」と。

 

「あんたは、また幻覚見たんやね。お兄ちゃんは、お祖母ちゃんとこから、まだ帰ってないよ。」

 

「え〜〜、ホンマにおってんもん。」

これ以上、言っても聞いてもらえるわけもなく、この時、私はそのまま諦めました。

 

 

 

それから、何年かして、私はあの時の事を忘れておらず、お母さんにもう一度話したんです。

 

あの時のお兄ちゃんは、お兄ちゃんやったけど、お兄ちゃんより少し背が高くて、

でも、お兄ちゃんやってんで!天井に見えてた人も、お兄ちゃんが出てきた時に消えてん。

 

分かるような、分からないような、説明をお母さんにした後、

お母さんは、こう話し始めたんです。

 

「トモとお兄ちゃんは、3人兄弟やったんや。お兄ちゃんの上にもう一人お兄ちゃんがおったんよ。」

 

「え〜〜。もう一人、お兄ちゃんがおったん?」

 

「お兄ちゃんは、病気で生まれてすぐに、天国いったんよ。」と・・・・・

 

私はこの話を聞いて、納得しました。

お母さんは、なんとなく、この時には、私の感が鋭いことに気付いていたのかもしれません。

 

 

この話は、私が覚えている、一番最初の不思議体験です。

幻覚だったのか、ホントだったのか、今では分かりません。

ただ、あの時、お兄ちゃんが出てきてくれなかったら、私はどうなっていたのか・・・

今では知る由もありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「実話」小学生 「薄れゆく力〜」不思議・恐怖体験

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小学生の頃の私は、毎年、耳鼻科に行っていた。

いつもは活発に遊ぶ、元気な女の子。でも、急に熱が出たりして、

風邪薬をもらっても、治らない私に、お母さんは耳鼻科に連れて行くようになったんです。

 

 

この日の私も、体が重く、熱っぽくて・・・・

2階の自分の部屋で寝かされていました。

 

 

ふと目が覚めた時、机の上の所に肘から上の手がありました。

「え?手が机の上に生えてる??」

子供の表現的にはこんな感じでした。

 

 

「また、変なん見えた。」

 

お母さんに言っても、信じてもらいないし、このまま無視しよと思いながら、

下の部屋に行く事にしました。

 

 

 

「一人じゃさみしいから、下におる。」とお母さんに言って、下の部屋で寝ました。

 

 

ところが、上からくる変な重い空気に、私はしんどくて

「お熱が出てしんどい」とお母さんに訴えました。

 

「熱が下がるまでは、しょうがない。お薬もさっき飲んだとこやからなぁ〜。」

 

そうなんです・・・どうやっても、熱は下がらず、2・3日すればケロッとして元気になる私に、

耳鼻科に連れて行くのも、一つの気休めだったんだと、今となってみれば分かるような気がします。

 

 

この時も、2・3日で熱は下りました。

 

ただ、この2・3日の間に手は見えたり見えなかったり続いていて、

なんとなく、人がいる気配はずっとしていたのを、覚えています。

 

子供だったから、幻覚が見えるのも、

熱を出す度、変な感覚になるのも、みんな一緒だと思っていました。

 

小学生の頃はこんな事が、年に何回かあって、お母さんも私も、気管支が弱く、

すぐに風邪をひく、気管支の弱い子供って決めつけていました。

ほんとに、弱かったのかもしれませんが、ホントに風邪の時と、変な事が起きる時と、

違いがあったんですが、子供だったから、気にもしていませんでした。

 

 

そして熱もさがり、学校に行けるようになったので、学校に行ったのですが、

放課後、友達と帰ろうとしていた時に、なんか変な感覚に襲われて、

「もう少ししてから、帰ろ。」と友達と少し時間をおいてから、学校を出たんです。

 

学校から家までは、徒歩20〜30分ぐらい、

小学校を出てから、何か不安感というか、胸騒ぎというか、変な感じ・・・・

 

「なんか風邪まだ治ってへんのかな?なんか変な感じやねん。」と

友達に言いました。

そんな話をしていると、前の方を歩いている友達が見えました。

 

距離的に100メートルぐらい・・・

 

男の人と手をつないで、歩いていく友達を見て、

「あかん!追いかけるよ」と言って走りながら前の方にいる友達の名前を呼びました。

 

何度も何度も友達を呼び続け、走りました。

 

ランドセルを背負いながら走る小学生、なかなか追いつけず・・

 

やっと声が届いたその時、男の人は走って逃げました。

よく見ると、友達は泣いていました。

 

「どしたん?!」

 

話を聞いてみると、

近くにあるスーパーに行きたいから教えて欲しいと言われ、

道を教えたら一緒に行ってと言われて、断ったけど、

手を引っ張られ、無理やりどっかに行こうとしていたみたいです。

 

その時は、遠くから見たら手をつないで歩いていく友達を

追いかけようと思ったのか、なぜ、あかん!!って思ったのかも分かりません。

 

いくつもの偶然が重なって起こった出来事。

 

あの時、何も気にせず、いつも通り帰っていたら・・・

 

あの時、知り合いのオジサンと一緒におるねって見過ごしていたら・・・

 

今考えただけでも、ゾッとします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「実話」小学生供’れゆく力〜不思議・恐怖体験

小学生の私は、熱を出して家で寝ていました。

母は、パートで朝から居なかった。

学校を休んで家で一人で寝ていた私。

 

 

ざわざわっ・・ザワザワッ・・・・

 

「あ〜・・・また始まった・・・」

 

目を開けると、見えるわけもなく、人の気配がずっとしていたのだ。

部屋の中をなんとなく見渡して、感じるだけならいいやって思い、寝ることにしたんです。

 

でも・・・

 

頭で感じるような、体で感じるような不快感、ざわつく感じで

ウトウトするものの、寝れませんでした。

 

「ただいま〜。」母が帰ってきました。

 

階段を上がってくる音。

カチャッ。。。戸が開いた。

見ると小さな子犬が母の手に乗ってるのが見えました。

 

「ワァッ~~~。犬ww」

 

「まだ目が見えてないから親犬のとこに連れて帰るけど、この子犬もらうことにしたんよ。夕方仕事終わったら、また連れに帰るからそれまで一緒にいていいよ。お母さんは、また仕事に戻るからね。」

 

「うんうんw」

 

指を口元に持っていくと、吸い付いてくる子犬。

可愛くてかわいくて。

 

母が職場に戻った後、犬を隣に寝かせ、じっと見ていると

「あれ?静かになった??この子のおかげかな?」

 

気が付くと寝ていたらしく、母に起こされたのです。

そして、熱も下がっていました。

 

どういう理由で静かになり、熱が下がったのか分からないですが、

この子には、それから色々助けてもらうことになります。

 

 

それから2か月後。

犬が家に来ました。ころころのプクプク。ブサイクやから男前になるようにダンディーと付けようと母が言い出し、名前をダンディーと命名しました。

 

何か月か過ぎたころ、朝学校へ行こうとしていると、

ダンディーがまとわりついてきて、何か様子が変でした。

集団登校だったので、家を出ようとすると、そばから離れない・・

 

「おかーさーん!ダンディーが離れへんよ〜。」

 

母が慌てて抱き上げて、

「いつもこんな事ないのに、どうしたんやろ?」と言いながら

家に連れて戻りました。

 

何も気にすることなく、私は学校に行き、いつも通り過ごしていたんですが、

お昼休みに、事件が起きました。

 

雨だったために、体育館で皆で遊んでいたんですが、

バスケットのゴールポストの下にマットを積み上げて、

ゴールポスト裏にある壁とつながっている棒にぶら下がり、

遠くまでジャンプする遊びをしていたんです。

 

今考えれば危ないですよね。。。。

 

皆で遊んでいる途中、変な違和感が襲ってきて、やめた方がいいって思ったんですが、

皆で遊んでいる手前、やめるわけにもいかず、

ぶら下がったんですが・・・・・・・・

 

反動をつけるためにゆらゆら体を揺らしていたら、

手を上から握られた感覚になり

「ん?」って上を見上げ手を見た瞬間、握っていた手がパーになり

揺れて反動をつけていた私の体は飛んでしまいました。

 

「わっ!!!どうしよ。」って思った瞬間、体を立て直す暇もなく

今度は、両腕が背中に回され、そのまま手の上に体が乗る形で落ちたのです。

 

周りは騒然となり、慌てて友達が先生を呼びに行きました。

 

左手が痛くてうずくまっていると、一人の友達が

「落ちる時、変に手が後ろに回ってたよ、なんで?」っと

聞かれました。

 

どう答えていいかわからず、「分からへん。」と答え、

慌てて飛んできた先生に病院へ連れていかれました。

 

病院では母が血相を変えて来た時の顔を今も覚えています。

 

お医者様が、

「左腕の2本の骨が折れているんですが、とりあえずズレた骨を引っ張ってもとに戻したんです、大人だったらボルトを入れる手術になっていました。子供なので、このまま様子を見て、無理だと判断したら手術になります。とりあえず1週間、安静にして左腕を動かさない様にしてください。ズレるとすぐ手術になります。」と母に説明しました。

 

先生が母に謝ってました。

母は「トモがやんちゃ過ぎるんです。迷惑をおかけしました。」と頭を下げていました。

申し訳なくて母親に謝りました。先生にも・・・・

 

帰り道、タクシーの中で

「どうやって落ちたの?ただ落ちただけなら、背中に腕回り込めへんやろ?いじめられてるんか?」

母の心配はごもっとも。

「ちゃうよ~。遊んでたら負けたくなくて、思いっきり体揺らしたら手が離れただけ。」と言い訳をしました。

 

その夜・・・痛くて痛くて眠れず、母に痛み止めをもらい布団に入るけど治まらず。

 

しばらくすると、母がダンディーを連れて

「下でクゥンクゥン泣くから、心配してるみたいやから一緒におり」

部屋にダンディーをおいていきました。

 

ダンディーはまずギプスで肩まで固められた左腕に鼻をつけ、

私の顔を見ました。

 

痛いのよ〜とダンディーに言って一緒に布団に入りました。

 

朝から何かを感じていたんやね。この子は・・・と直感的に思いました。

 

私はこの時から、ダンディーの様子がおかしい時は、注意しようと決めました。

散歩のときも、いつも行く散歩道を、変に嫌がったら別の道に変えたり、

 

夜寝る時に、そばを離れないようだったら、一緒に寝たり、

そんなことを続けていると、私の不思議体験はなくなっていったんです。

 

動物の直感は、すごいんだとこの時思いました。

 

そして3年後、私はダンディーに守られていた事を知る事になるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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[実話] 小学生掘素れゆく力〜不思議・恐怖体験

 

ダンディーのおかげで私は体調を崩すことも少なくなっていました。

 

3年ぐらいたった頃

 

ある日、父と母の様子がおかしいことをなんとなく気付いたのです。

その理由は中学生になってから、詳しくわかるんですが、

小学生の私には分からないように、兄がトモには言うなよと

守ってくれていたみたいです。

 

それでもギクシャクしていることは子供の私にも分かりました。

 

それでもいつもと変わらない日々の中、

今、思い出しても切なくなる出来事が起こったのです。

 

父と母が喧嘩しているのがわかりました。

 

その日は珍しく体調を崩していて、家に居た私は、

母が飛び出していくのが分かり、はだしで家を飛び出し、

母を止めに行ったんです。

 

「おかーさん!」母を見てびっくりしました。

涙ぐみ、悲しそうな母を初めて見たからです。

 

どう止めていいか分からず、

「とりあえず、家に戻って。」と頼んだんです。

 

母は、一緒に戻ってくれました。

 

家に戻ると、ダンディーが泣いていて、

「散歩行かなあかんわ・・・」

 

あの状況でなんであんな事言ったのか分からないけど、

「一緒に行こう」と母に言うと、

「今日は一人で行ってくる。トモは体調悪いんやから

 家でゆっくりしときなさい。」

 

心配で見つめる私に、

「ちゃんと帰ってくるから、待ってて。」と・・・・

 

私は母の言葉を信じ、家で待っていました。

 

そしたら・・・・・

 

そしたら・・・・・

 

ダンディーを抱っこしながら、母が家に入ってきました。

 

 

動かないダンディー・・・・

 

「え???」

意味が分かりませんでした。

 

「何があったの?」

 

「ダンディーが車の前に飛び出して・・・外傷ないけど・・・」

母が言葉を詰まらせ、ダンディーを見ると、生きてるかのように綺麗で、

怪我なんてしていないのに、息をしてない現実を、どう受け止めていいのか分からずに

立ち尽くしていたのを覚えています。

 

 

しばらくして、ダンディーを触ってみると

暖かくて生きているみたいでした。

 

「ダンディー・・なんで車に飛び出したの?」

心で聞きながらダンディーの頭をなでていたら・・・・

 

「あっ・・・・・。」

 

ボッーっと歩いている母・・・・

ダンディーがかばう様に車に飛び出す映像が見えました。

 

「そっかそっか・・・」涙が止まりませんでした。

母の危険を察知し、守ってくれたんだね。

 

私が必死に母を追いかけるのを見ていたダンディー。

私に悲しい思いをさせないようにしてくれた事に感謝しました。

 

でも・・・

私はどっちを失ってもつらいんだよ。

ずっと一緒に居たかったのに、ダンディー・・・・

 

心の中でありがとう。と死なないで欲しかった。を繰り返して

ずっと泣きました。

 

 

その後、父と母がどういった話をしたのか分からないけど、

今でも一緒に仲良く暮らしています。

 

 

私の後ろに、犬が見えるよ。

守ってくれているよ。

 

20代の時に言われた言葉に私はダンディーを思い出しました。

 

今でも守ってくれていたことに感謝しつつ、

ダンディーが居なくなってから、

これまで私には、不思議体験が起き始めたので、

ひどくならずに済んでいるのも、

回数が少なかったのもダンディーのおかげだったんだと思いました。

 

犬は子供の守り神になってくれるらしいよ。と信じた母は

犬を飼ったみたいですが、

私にはほんとに守り神になってくれました。

 

たった3年しか一緒に居れなかったけど、

大好きだったダンディー。

 

 

 

 

 

ホントにありがとう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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