24日午前11半ごろ見つかったUSBメモリー。
警察官30人とともに、スマートフォンの位置情報を頼りに、
マンションの敷地内にて、紛失したカバンとともに発見された。
ただ、呑み歩いて路上で寝ていた会社員。
なぜマンションの敷地内にあったのか?
そして、個人情報が流出した可能性は低いといった委託業者の会見。
尼崎市は警察と協力し、個人情報が流出していないか調査を進めると発表した。
個人情報内容
46万517人分
36万573件
8万6026件分
これらの情報が入ったUSBメモリーを紛失した委託業者の社員。
無くした理由は、カバンに入れたUSBを持ち歩き、呑み歩いた結果、
カバンごとUSBメモリーも紛失したと言う事だった。
そもそも、個人情報の入ったUSBを社外に持ち出し、
家に直行するならまだしも、呑み歩いて無くすなんて、
この委託業者の責任感のなさには、会社として委託されている社員の緊張感のなさがうかがえる。
市から委託されている事の重大さが分かっていなかったんだと思います。
国や自治体などから業務を委託される会社の選定にいつも疑問を感じる。
元公務員の方が働いてるや、身内などが働いているなど、噂は絶えないが、
もともと、個人情報を取り扱える信用できるかどうかの見極めをどんな風にしているのか、
しっかりとしてほしいと思うが、いつまでも国や自治体とかかわっている業者が、
安泰だと言う事は誰も目から見てもわかりきっている事。
いい加減な仕事をする業者と国や自治体の手をつなぐ構図を切り離し、
国や自治体はしっかりとした業者に仕事を依頼してほしいと思う。
今後起こりえる不安要素
この個人情報が他に流れた場合、
尼崎市民46万人全員が詐欺のターゲットになる最悪な状況になる。
- 情報が漏れたと言う不安から、そこに付け込んだ詐欺の電話がかかってくる可能性。
- 銀行員などを名乗り銀行口座の暗証番号をきく電話がかかってくる可能性。
- 流出した個人情報が闇サイトで取引され、コピーを切り返し先々まで被害が繰り返される可能性。
この事によって、詐欺にあう人が尼崎市で増えない様に対策を考えていかなくてはいけないでしょう。
本来なら、カバンを拾った人が警察に届けてくれるはずなんだけど、
呑んで寝てしまって置き引きにあっていたんだとしたら、その可能性の低いと言えるでしょう。
責任の有無は?
尼崎市と委託業者で、個人情報の取り扱いについて、しっかりと取り決めをし、
社外には持ち出さない取り決めをしっかりとしておく。
本来、重要な情報などは、社外に持ち出さないなんて、どこの会社でもしている事なんだけど、
・尼崎市が委託する前に、この委託業者をしっかりと調べずに仕事を任せた責任の有無。
・USBを勝手に社外に持ち出した社員の責任の有無。
・個人情報流出した場合の、委託業者と社員の責任の有無。
どちらにしても、国民の情報を扱う責任感を持っていなかったこの社員に対する処分は、
どうなるのか気になりますが、
この委託業者に、国からの仕事は一切回さない様にしてほしいと思います。
comment