日に日に被害額が膨大になっていくゆうちょ銀行。
皆さんは、通帳記入にいきましたか?
今回の被害拡大の要因は、mijicaというキャッシュレス決済サービスが原因でした。
ゆうちょ銀行デビット・プリペイドカード
会員登録者数全国で20万人ともいわれている「mijica」。
即時引き落としの口座残高範囲内での利用。
事前にチャージ、チャージした金額内での利用。
会員同士では、手数料無料で送金できる機能
2017年から導入されたカードで、このカードの会員のIDを不正に入手し、送金機能を使ったと言われています。
不正送金の手口
口座を作り、mijicaカードを作ります。
誰でもいいから、mijica 会員のIDを不正に入手。
カードの裏に記入されているカード番号の下5桁を入手し、送金したと言われています。
不正入手した、IDと、下5桁が合えば、犯人が作ったmijicaに送金できるために、
1回の送金限度額の10万円を送金していったとみられています。
今回の被害者は、mijica会員に限られていますが、20万人ともいわれている会員数から現在分かっているだけで、
380件。
通帳記入に行く人が少ないことから、被害額が跳ね上がったとみられています。
なぜ不正引き出しが起きたのか。
口座開設時の本人確認の曖昧さ。これはドコモ口座と同じことで、簡単に口座が作れてしまう仕組みにあったと言われています。
そして、カードの裏の下5桁の番号の入力失敗時に、ロックがかからなかったこと。
何度失敗しても、5桁の番号を試すことができた事により、被害にあった人が多かった。
mijicaのカードを作って持っている人は、必ず、通帳記入に行って、確認をしましょう。
キャッスレス決済を利用するなら。
チャージや、利用した時に、必ず自分の携帯に確認メールが届くようにしておきましょう。
利用する場合は、そういった確認をちゃんとしている所を使うようにしましょう。
今、現在使っていないキャッシュレス決済に登録しているなら、解約した方がいいでしょう。
たくさんのキャッシュレス決済の利用は、自分自身が確認をするのも大変になってくるからです。
便利にいろんなものが使えるようになっていますが、どのサービスを利用するのか、
どういったものが安心して使えるのか分かりませんが、色々調べたうえで、納得して使うようにしましょう。
たくさんのサービスを利用するにはそれなりのリスクも伴うと言う事を、忘れないでください。
フィッシング詐欺やビジネスメール詐欺に気を付けよう。
まず、メールからリンクに飛ぶことは、絶対にしないようにしましょう。
自分で、必ず公式ホームページに確認するようにしてください。
どんなに注意をしていても、巧妙にアドレスを作ってばれないようにしてきます。
自分で、確認作業をしなければ、簡単に個人情報が盗まれてしまいます。
大きな企業は、メールにリンクを貼らないようにもなってきていると聞きました。
メールに貼ってあるリンクは絶対にクリックしない。
これがフィッシング詐欺にあわない為の秘策です。
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