コロナ感染者の重傷者の人数が問題視されているのにも関わらず、重症患者の人数のカウント定義が違うとは・・・
どういうことなのか・・・
詳しく見ていきましょう。
無症状・軽症者
ほとんど、症状がなく、体調に変化のない人。
こんな風に思っている人もいると思います。
無症状は文字通り症状がない人の事を言います。
でも、軽症者の判断は保健所がしています。
問題なのは軽症者です。
熱が出ていても、保健所が軽症者と判断すれば軽症者の扱いを受けてしまいます。
例えば、若い人で基礎疾患の無い人は、熱があり、倦怠感があって、体を動かす事さえ苦痛に思う事があっても、
軽症者と言われ、ホテルや自宅療養とされてしまいます。
普通に熱が38℃出たらしんどくて動けなってしまうのが人間です。
それでも、急変でもしない限り、感染者が急増している今、病院には入れてもらえないのが現状です。
それぐらい人手が足りなく、手配すらままならない状況の中、感染対策を自分自身でちゃんとしないと症状が出た時に、
こんなつもりじゃなかった。
なんて言っても、後も祭りです。
かからないように注意していても、少しの気のゆるみで感染してしまうのが感染症だと言う事を、
忘れないようにしましょう。
軽症・中等症
ここでの軽症は入院している軽症患者です。
どこでホテルなのか、入院なのか線引きは分かりません。
熱も高くなく入院している軽症者の方もいらっしゃいます。
逆に、高熱でも自宅療養されている方もいらっしゃいます。
一定の基準があるわけではなく、保健所の判断で割り振られていきます。
病床に余裕がなければ、ホテルや自宅といった判断がされているように思うのは私だけでしょうか。
あくまでも私の個人的な意見なのであっているかどうか分かりませんが、
39℃熱があっても病院に入れない。
症状がそんなにないのにいつまで入院していないといけないのか?
などなど・・・
色んな方がインタビューに答えていらっしゃるのを見ると不安になりますよね。
中等症
人工呼吸器をつけないまでも、呼吸が不安定だったり、いつ急変して人工呼吸器をつけなければいけなくなるか分からない状態を
中等症と判断されています。
私から見れば重症者でもおかしくないような症状の方を、中等症と言われています。
この認識の違いは、病院関係者の方たちの分類をそのまま国民に伝えてしまった事で、始まったんだと思います。
症状を軽く見ることなく、感染しないように注意をしながら生活する事を忘れないようにしたいと思います。
重症者
気を抜けない状態の事だと私は認識しているんですが・・・
国の規定は
・人工呼吸器をつけている。
・エクモをつけている。
・ICUに入っている。
大阪は国の規定と一緒で、どれか一つでも該当すれば、重症患者として人数を発表。
他の都道府県も国の規定通りに公表しています。
東京都は、ICUの患者はカウントしていません。
果たして、ICUに入っている方たちの人数を公表して何人増えるのかは分かりませんが、
全国一律の定義で公表してもらいたいですね。
検査が間に合っていない。
検査してほしくても検査出来ない状態になってきているのが現状です。
大阪の重傷者が多い原因の一つとして挙げられているのが、検査の遅れ。
陽性判定で病院に入るころには、重症になっている人が出てきています。
たとえば
80代 8/10発症 8/17陽性
80代 8/11発症 8/17陽性
70代 8/11発症 8/14陽性
60代 8/5発症 8/13陽性
50代 8/9発症 8/12陽性
高齢者の方たちの検査は、病状が出た時点で検査しないと、手遅れになってしまうと言う事です。
大阪の重傷者の人数が多い原因の一つと言ってもいいと思います。
クラスターつぶしだけでなく、もっと全体を見ないといけない状況になってきている状況です。
ピンポイントに検査を優先させてきた結果が重症患者が増えてきているのかもしれません。
亡くなっている方たちがいるのにも関わらず、入院している重傷者の人数だけ公表しているからだと思います。
もっとわかりやすく、この一週間の重症者になった方全員の人数と、亡くなった方の人数は何人と公表しないとと思います。
毎日、人数の公表をするのであれば、今日までの全体の重症者数、そして亡くなられた方全員の人数を公表し、
国民に分かりやすいように公表してほしいと思います。
入院している重傷者の方だけの人数公表、危機感を伝わりにくくしているマスコミの公表の仕方も問題だと思っています。
だからと言って必要以上に怖がる必要はないと思います。
感染させない・感染しないように行動すれば、感染リスクは軽減できることもわかっているからです。
感染対策が甘いなぁと感じる人には近づかない様にすればいいだけだし、
それでも、インフルエンザの様に感染してしまう時はしてしまうと思っているから。
私はいつまで続くか分からないこの状況で、少し気のゆるみが出てきているのも事実です。
感染予防対策、もう一度気を引き締めて頑張ろう!
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