ホントにあった不思議な話 【第8話】

ホントにあった不思議な話

あれは高校生の時だった。

当時付き合っていた彼氏の浮気を見つける事になってしまう出来事が起こった。

なんでこんな事になるんだろうとホントに自分が嫌になる出来事だった。

下駄箱

「おはよ~」

登校してくるといつもの光景。

私たちの高校は、小さなロッカーが下駄箱になっていた。

個人個人でカギを付けたりステッカーはったりして、3年間そのロッカーを使うことになるんだけど、

私は、彼氏と鍵のスペアーをお互いに渡していて、1学年が違う私たちの連絡方法はロッカーにメモを残す方法をとっていた。

私たちが付き合っていることは周りも知っている事実。

まさか彼氏にちょっかいを出してくる子がいるなんて考えもしなかった。

違和感のあるロッカー

その時は、なんの用があって、彼氏のロッカーを開けることになったのか、今では覚えていないけど、

用があってロッカーに行ったのは間違いないはず・・・

ロッカーの前に立った時、なんか変な違和感を感じた。

その時は意味なんて分かるはずもなく、ロッカーのカギに手を触れた瞬間、

ぼやっと誰かが彼氏のロッカーを開けたんじゃないかと思ったのです。

「ん?」

ロッカーを開けたけど、何もなくって、

「勘違いかな?なんか変な感じ・・・」

その時は、ロッカーを閉めて自分の教室に戻ったんだけど・・・

カギを触った時の頭をよぎった誰かがロッカーを開けた感覚がずっと気になっていた。

部活

一緒の部活だった私たち。

「なぁ、誰かにロッカーのカギ渡した?」

「え?なんで?」

「なんか、誰かがロッカーの中触ってる気がしてん。」

「あ~、○○が教科書忘れたから貸してって来たから、ロッカーにあるから自分でとって来いってカギ渡したから、それでちゃうか?」

「ふ~ん。」
(嘘だな)心の声

その日はこれでこの話は終わりにした。

次の朝

「おはよ~。」

友達にいつものように挨拶をし、いつもなら一緒に教室に上がるところを、

「ごめ~ん、先に教室にいっといて~用があるからあとで追いかけるわ。」

友達に先に行ってもらい、私は彼氏のロッカーに行ってみたのだ。

「ん?」

カギに触れた瞬間!!確実に女がロッカーに触ったのがわかった。

「何かいれたな!」(心の声)

ロッカーを開けると、いつもと変わらないロッカーの中。

積んである教科書の上に手を置いてみた。

なんでこんな行動をしたのか分からないんだけど、教科書の一番下の奥に手紙があるのが分かった。

「え?何?どういう事?」(心の声)

教科書をどけて見ると、そこには四つ折りにした手紙があった。

「どうしよう・・このままにする?いや・・・中身を確かめる?」(心の声)

自問自答した後、そのままにして様子を見ることにした。

「めっちゃ、手紙の内容気になるやん・・・」(心の声)

教室に戻っても、一日ずっと手紙の事ばかり気にしていた・・・・

相手は?誰?

部活でも何も知らないフリをして、思いっきり疲れて家に帰った。

その後の2週間

私は手紙を見つけた次の日、同じように朝ロッカーを確かめた。

「はい・・アウト!手紙ないし」(心の声)

ここから、2週間で見つけた手紙、4通・・・・

手紙は、彼氏の手元には届いていない。

私が持っているから・・・・

私は、中を見ずにずっとどうしようか悩んでいた。

さすがに2週間、我慢できなくなって、中を見たら、

その子が本気で彼氏を好きな事。

電話をしている事。

彼氏が何となくその女の事を気にしていることが分かった。

ただ、名前がなく誰だか分からなかった。

相手がわかったら、彼氏と話をしようと決め、ロッカーで確かめることにした。

女は誰?

ロッカーで教科書の上に手を置き、女が誰か本気で知りたいと思った。

見えたのは・・・・・

うっすらとぼやけた感じで、手紙を入れた後、女が自分のロッカーの方に行くのが見えた。

そこは、下の学年のエリア。

私がわかったのはそこまで・・・・・

そのエリアに行き、何となく想像で部活の後輩じゃないかと思った。(これは感だと思う)

これは、確信に近いものがあった。

問い詰めた日

私 「最近、なんか変わったことない?」

 「ん?たとえば?」

私 「ロッカーに手紙が届かなくなったとか?」

 「・・・・・・・!!」

はい、終了・・・・・

私は手紙を渡し、

「じゃ!」帰ろうとした私に

 「待って!待った!」

私 「話すことある?」

色々話した後、思いっきりおなかを蹴り飛ばし、

「相手にも私に中途半端な事スンナ!私と別れるか相手と話してけじめつけるかどっちか結論出して!」

「相手にちゃんと言う。」

相手の後輩

彼氏と相手の後輩が話をつけた何日か後に私は後輩と話した。

どんなつもりだったのか?

お互い傷つくことになってもいいから、それでも彼氏のことが好きだったのか?

彼女の答えはこうだった。

「彼氏が私と別れるつもりはない事はわかっていた。それでも、いいと思っていた。」と・・・

この事はこれで終わった。

彼氏とは社会人になり、お互い合わなくなり別れたが、

あの時は、本気で自分のこの変な第6感がなくなればいいと思った。

何も見なければ、何も気づかなければ、こんなつらい思いをする事はなかったのにと・・・・

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