どこにあったのか?母からもらった数珠・・・【11話】

家 ホントにあった不思議な話
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誕生日にもらった誕生石の数珠。

誕生日に、あまり仲良くなかった母からもらった。

それでも、どんなにギクシャクしていた親でも、やっぱりうれしかった。

どういった気持ちの変化があったのか分からないけど、

記憶に残っている限り、誕生日にプレゼントをもらったのは、初めてかもしれない。

時々、体調が悪くなったり、変な感じを受け取る事が少なくなればいいなと・・・

それから、お守り代わりにずっと着けていた数珠。

遠距離彼氏

私の嫌な所だ・・・

何となく嫌な感覚がよくあたるのだ。

何となく会いに行ってみた・・・・

それが、こんな事になるとは思っていなかった。

彼の家に行ってみると、いつもと変わらない感じだと思っていたが、

何か違和感が・・・

でも、この感覚は女性の第6感!ていうのかな。

いつもはこんな事しない。

でもその時は、彼の携帯を見てしまった。

後悔は後の祭り・・・・

女の子とのメール・・・着信履歴・・・

これを見た私の心境は

tonton
tonton

終わった・・・・。

この日はこのまま、何も言わずに終わった。

次の日

朝から、数珠がない事に気づいた。

部屋のどこを探しても見つからない。

帰ろうと思っていたのに、必死で探した。

彼氏も一緒に探したが、ほんとに見つからなかった。

彼の部屋は普通のワンルーム。

見つからないはずがない。

どうしたものか悩んだが、見つけたら家に郵送してくれと頼んで、

帰ろうと思った。

様子がおかしい私を見ていて、何か感じたんだろう。

彼氏は、私の直感が優れている事を知っている。

不思議な体験をしている事も知っている。

ちゃんと話そうと言ってきた。

もめた・・・・・

もちろん、別れ話もでた。

もう、帰ろうと思った・・・

その時!

ワンルームの玄関から部屋に入る廊下のど真ん中に、数珠・・・

tonton
tonton

え?!

あんなにも探し回って、見つからなかった数珠。

こんなど真ん中にあるはずがない。

見つけた時に、なぜかちゃんと話した方がいいと思った。

この時の気持ちは、きっと誰にも分らないかもしれない。

それから、たくさん色んな事を話しました。

余談

遠距離だった私たちは一緒に住むことになり、

数珠もいつの頃からかつけなくなっていた。

でも、一緒に住むことになったこのワンルーム・・・

それから引っ越すまでの4年住むことになったんだけど、いろんなことがありました。

また、微熱を出すことがあったり、体調を崩すことがあったり、ケガをしたり。

この部屋に呼ばれたのか?

なぜ、数珠が無くなったのか?

帰ろうとしたら、いきなり数珠が出てきたことも、何か意味があったのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

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