暑い中マスクを着けるのは、暑くて仕方ない・・・
それでも、物流が安定してきている中、感染対策には不織布マスクがいいとわかってきました。
なぜ、不織布がいいのか見ていきましょう。
※アベノマスク【ガーゼマスク】と不織布マスクの実験結果の情報です。
折り目のサイズの違い
【ガーゼマスク】
家庭用マスクとして、昔から使われていた素材で、保湿効果・保温効果の面で優れているガーゼマスク。
【不織布マスク】
繊維を接着または絡み合わせた薄いシート状の布を使用したマスク。
ウイルスなどの侵入を防ぐ効果や通気性に優れている。
粒子捕集効率の実験
粒子の捕集効率の研究をされている方の実験結果が発表されていました。
粒子【ウイルスなど】をフィルター【マスク素材】を通してどれだけ粒子が減るのかを粒子計測器で計測。
ウイルスを10とした場合
ガーゼマスクウイルス通過は7と結果が出ていました。
粒子捕集率は30%
不織布マスクウイルス通過は1と結果が出ていました。
粒子捕集率は90%
※粒子捕集率とは、マスクが粒子の通過を止めている率です。
布マスク(アベノマスク)は不織布マスクに比べると、ウイルスなどを防ぐ効果は薄い。
ウレタンマスクも同様に効果が薄い。
話したり咳をしたりすると、70%は、マスクをすり抜けています。
洗ったマスクの効果は?
布製マスクは、洗っても性能はさほど変化はなかった。
不織布マスクは、マスク不足の中、洗って使っていた方も居たと思います。
基本マスクは手洗いが良いそうですが、
ネットに入れたマスクを洗濯機で洗濯し、粒子捕集率を調べた結果は?
40%~50%に落ちていました。
【結果】
洗って効果が落ちているとはいえ、ガーゼマスク(アベノマスク)より、
粒子捕集率は不織布マスクの方が高かったと言う結果になっていました。
効果は、一回洗っただけなら不織布マスクの方がいいと言う事です。
布製マスクも不織布と同じ効果を持たせる方法があります。
キッチンペーパーなど間に入れる事で、不織布と同じような効果があるそうです。
布製マスクの間に、キッチンペーパーやマスクフィルターシートを入れる。
下記フィルター写真は参考写真です。各サイトに色んな種類のフィルターが売られています。
これだけで、不織布マスクと同等の効果があるそうです。
布製マスクを好んで使われる時は、こういった方法で感染リスクを減らしていきましょう。
専門家の意見
不織布製のマスクの方が、布製マスクよりウイルスなどの通過を防ぐ性質は高い。
不織布マスクの性能を戻す方法は?
不織布マスクは不織布から出る静電気によって、ウイルスなどの侵入を防ぎます。
洗濯すると静電気が無くなり、ウイルスなどの侵入を防ぐ効果が減少するそうです。
でも、歯ブラシなどでこすったり、摩擦を起こして、静電気を起こすと性能は復活するそうですが、
毛羽だったりして、使いにくくなるので、あまりお勧めは出来ないみたいです。
不織布マスクを一番お勧めする理由
現在、不織布マスクは流通が戻ってきています。
沢山の使い捨てマスクが、現在売られています。購入が出来ない状況下ではありません。
そして、何より懸念されるのは、布製マスクやウレタンマスクについて、

毎日、使った後に洗濯して清潔にしている人がどれだけいるのか!
と言う事です。
ウレタン製のマスクも、布製のマスクも、外から帰って来た時に、毎回洗濯して使うのが当たり前だけど、

私もマスク不足の時に、布製マスクを使っていましたが、洗濯が面倒くさい・・・
溜めてからマスクだけを洗うようにしていましたが、毎日会社に出勤している人や、
1人暮らしをしている若い人たちが、どれだけちゃんとしているのだろうと思いました。
女性にとって肌に直接触れると、肌荒れを起こす人もいると思いますが、
結局のところ、肌触りを優先しても、その使っているマスクが清潔でなければ、
雑菌が繁殖しやすい状況を作ってしまう為、同じことになってしまいます。
逆に肌荒れを起こす原因を作っている可能性もあるかもしれないと言う事です。
こういった理由から、めんどくさがりの私は、帰ってきたら捨てると言う方法で、
使い捨てマスクを利用しています。
現在は使い捨てマスクも安くなってきているので、50回使い捨てマスクを使うのも、
布製マスクを50回洗って使うのも、使う本人が決まればいいと思います。
ただ、値段的にもさほど差がない今、これから先、困らないようにマスクは、ストックしておくといいと思います。
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