【本怖】黒い影・・・【13-2話】

BAR ホントにあった不思議な話
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不思議な出来事

ある日仕事から帰ってオートロックのドアに近づいたらカギを解除する前に、

マンションのドアが開いた。

中から人が出てきたのかなと思いながらエントランスを入っていくと、

誰もいなくて、何となく不思議に思いながらエレベーターに乗った。

それから、毎回ではないけど、勝手に入り口ドアが開く事があって、

ドアのセンサーがおかしくなっているのかと思っていた。

ところが・・・・

初めてドアが開いてから1週間ほどたったぐらいに、

いつものBARで仕事帰りに彼氏と待ち合わせし、

夜中に帰った時、エントランスに入ったら、またしてもドアが勝手に開いた。

え!!

エントランスを通って中に人がいないか確認する彼氏。

もう、時間は深夜0時を回っていて、彼氏は

なんで???

とりあえず、部屋に帰ろうと言って私たちは部屋に帰りました。

要注意

ここ最近、エントランスのドア勝手に開く事なかった?

一回もない!

私は考えました。

ここで考えると言うのは、意識を集中すると言うか、なんというか・・・・

それで気づいたことがあった。

最近、A子に会ったやろ!BARで!

彼氏曰く、1~2週間前にBARに行った時に居たらしい。

でも、店が混んできて、席をずれて座った時に隣になって少し話して、

後から入ってきた人が座れないから帰った時があったと話してくれた。

その時に、なぜか知らないが憑いてしまったんかな・・・と考えた。

でも、私が気づいた以上、彼氏の方にも行くかもしれないから、

当分注意をしてほしいと伝えたんです。

体調が悪くなったらすぐに言って欲しいとも伝えました。

数日後

その日は私は仕事が休みで家にいたんですが、

お昼過ぎに彼氏から電話がかかって来たんです。

朝、変なこけ方して、肩が痛すぎて我慢してたら、その事に気付いた上司に病院に連れてきてもらった。診察終わったら帰るから待ってて。

帰ってきた彼氏の右腕は三角巾で釣られた状態でした。

入院しないといけない状態だったようですが、難しい手術らしく、専門医の手術出来るのが、

1週間後と言われ、家に帰って来たとの事でした。

だけど、3日後、痛みに耐えかねた彼氏は、病院に連れて行ってくれと言ったので、

私は入院できるように準備もし、病院へ急いで連れていきました。

病院では、肩にたまった血液を抜き、入院しますかと聞かれ、

彼氏は家に帰る選択をしたので、連れて帰りました。

痛みに耐えた1週間。手術をし、ボルトを入れて、大変な手術だったようです。

後日談

退院し家で療養している彼に、骨折した時の状況を聞いた。

駅の近くに来た時に、足元をすくわれて、2メートルぐらい滑っていくようにこけたようです。

その時は、すごいこけ方をしたけど、恥ずかしいのが勝ってすぐにその場を離れたようです。

私はわかっていました。

手術までの1週間、私たちには何もできないです。

助けてくれる人の所に行ってくださいと、彼の右腕をさすりながら心で強く思っていたのです。

この行動が正しかったのかわかりません。

ただ、骨折した日に帰ってきた彼氏に黒いモヤが見えていて、

どうにかしないといけないと思ったのです。

でも、そのおかげか分からないけど、3日ほどした時に、

病院に行って血液を抜いて帰ってきた時、

落ち着いて彼氏を見た時に、黒いモヤが見えなくなっていたので、

私は安心した事を今でも覚えています。

A子になぜ黒いモヤが憑いていたのか?

あの黒いモヤがなぜ私たちについてきたのか?

今となってはわかりません。

そして、後日、A子が1~2か月体調が悪くて悩んでいた時期があった事を知った。

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