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【本怖】玄関に居たのは?12話

ホントにあった不思議な話
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何か感じる部屋

今の主人と付き合っていた当時、転勤族の主人が引っ越した部屋に、

何か違和感を感じる時があった。

毎日ではなく、時々なのだが・・・・

心配になり、半同棲生活をする事にした。

ワンルームの短い廊下に違和感を感じる事や、

ベランダ側の部屋の角に違和感を感じたり・・・・

かといって、何か悪さをされるわけでもないので、あまり気にしない様にしていたが、

玄関にて

この日はずっと、玄関前の外の廊下に違和感を感じていて、

今日はあんまりよくない感じがするなぁ・・・

まぁ・・・外で感じる違和感なので、部屋の中に来なければいいかなと思っていた。

仕事から帰ってきた彼(主人)。

ご飯を食べて、お風呂に入った後、

急に玄関ドアの、のぞき窓を覗きに行った。

玄関を開けようとカギを開けようとしたので、私は慌てて止めに行きました。

彼は前々から、あんまりよくないなぁと思う場所だったり、人に寄せられる人だったので、

まただぁ~・・・・待って待って!!どうしたの?

こう聞いた私に、彼が言った説明はこうだった。

誰か玄関前に立っている気がして、玄関ののぞき窓からのぞいた事。

のぞいた結果誰もいなかったけど、ドアを開けて確かめようと思った事。

夜11時にもなって、5階の外廊下の玄関前に誰かいるわけもなく、

用事があるならチャイムを鳴らすでしょ。

彼を部屋に連れていき、昼間からなんか変な感じがしていた事。

たまたま今日は部屋の前にいるけど、気にしなくていいと思うと伝えました。

ここで彼との会話は終わりましたが・・・

あの時

私が感じた気配は、何か黒い靄のような感じで、男の人だろうと思った。

なぜ、廊下をウロウロしていたのか?

なぜ、私たちの部屋の前に立ち止まる事があったのか?

もしかしたら、5階全部屋の前に立ち止まっていたのかもしれないが、

次の朝には、違和感もなくなっていたので、その後何事もなく過ごす事が出来た。

あの時、彼がドアを開けていたら何か起こっていたのか?

今となってはわかりません。

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