ホントにあった不思議な話 【第10話】

ホントにあった不思議な話

今回の話は、仕事をやり始めた時に起こった不思議な体験談。

一日も早く家を出たいと思っていた私は、昼の仕事以外に夜に週3日バイトをしていた。

小さな頃から、変な熱を出したり、体調を崩したりしていた私だったが、

年を取るたびに、その頻度も少なくなっていたんだけど、それでもたまに体調を崩すことがあった。

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体調不良

何日か前から体調が変・・・

胸のところに変な発疹も出てきて、寝不足と疲れからだと思っていた。

だから、いつものように、仕事に行き、夜のバイトも行っていた。

お店に行ってお客さんと話したり、カラオケを歌ったり、大変だったけど、充実した日々を送っていた気がする。

体調が気になりだして、1週間ぐらいたった時、いつもは私を呼ばないお客さんが私を呼んだ。

指名する店ではないけれど、お客さんそれぞれの前につく女の子は何となく決まっていて、

私がそのお客さんと話をすることはほとんどなかったからビックリした。

不思議なお客さん

「tonちゃん、最近体調悪いやろ?」

「え?なんで?」

「う~ん・・」

重い口を開いて話しだしてくれた内容は、信じるも信じないも私次第だと前振りの後始まった。

大変な事故の後

一度交通事故で瀕死の状態になったらしく、意識を取り戻した時に、身内の方から、

一度心臓が止まってもうだめかと思ったと伝えられたそうです。

意識を取り戻した後、順調に回復したものの、家に帰った時から、不思議な体験をするようになったそうです。

周りに見えていないものが見えたり、感じたりする事になって、そういった現象に詳しい人に相談したら、

一度死にかけたことによって、何かしらの影響があったんだろうと言う事で、

除霊の方法や、回避する事を出来るようになった方がいいと言う事で、

少し勉強というか、訓練というか、方法を教えてもらったそうです。

それで悪いことを回避したり、周りの状況を見極めたり、よくないものを近寄らせないようになったそうです。

ただ、こういった経験は、そういった体験をした人でないと否定的で、受け入れられにくいから、

あんまり人には話したりしなかったそうです。

私の体調不良の原因

私の事についても色々と話してくれました。

もともと、霊媒体質の私には助けを求めてくる人が寄ってきやすい事。

不思議な体験をするのは守ってくれている力が強い事。

ただ、体力的に弱っている時には対応しきれなくなり、熱を出したりするので注意が必要。

自分ではどうする事も出来ないとわかっているなら、

「私には何もできません」と強く思って跳ね返す方法も教えてくれました。

そして、

「手を出して」と言われ、手を出すと、私の手を覆うように両手をあわせました。

何か熱くなる感じを今でも覚えています。

どれくらいジッとしていたのか分かりませんが、一瞬、ふっと肩が軽くなったと思ったら、

お客さんは手を放して、もう大丈夫と言いました。

翌日、微熱は下がり、胸元にあった発心も薄く消え始めていました。

後日談

数日後、お店でお客さんがいらしたので、もっと詳しい話をしたいとお願いしました。

私には、男の子と年配の男性。そしてこげ茶色の犬がそばについていると教えてくれました。

私は、男の子は亡くなったお兄ちゃんで、年配の男性は若くして亡くなった祖父ではないかと思いました。

こげ茶色の犬は、母を守ってくれたダンディではないかと思いました。

そして、

もともと、そういった直感に優れているので、無意識に避けていると思うけど、

直感的にここヤバイとか、この人何となく近寄りたくないと思ったら、

素直に自分の直感を信じた方がいいとも言われました。

こういった経験をする人は少ないかもしれません。

でも私は、生きてきた今迄の経験上あった不思議な体験に、納得する事が出来ました。

信じるか信じないかはあなた次第 (笑)

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