ホントにあった不思議な話【第3話】

体育館ホントにあった不思議な話

小学校で友達と遊んでいた時のまたも不思議な経験をしました。

この時の事は、誰にも言っていませんでした。と言うより言えなかったが正解かもしれません。

お昼休み

給食時間が終わり、皆で体育館で遊んでた。

バスケットゴールの下に、マットを積み重ね、バスケットゴールの後ろにある棒の所にぶら下がり、

15人ぐらいで代わるがわるどこまで遠くに飛べるか、大笑いしながら遊んでいた。

今思い返してみても、そんなに危なかったとは思っていない。

私の番

ワーキャーいいながら、順番に飛んでいよいよ私の順番。

その時!

飛んじゃダメだと、頭の中をふっとよぎったのです。

『ん?』

一瞬、躊躇した私を見た友達が

『どうしたの?』と聞いてきたので、

『何でもない』と私は、あんまり気にせず、バスケットゴールにぶら下がりました。

『いくよ~(笑)』

振り子の様に体を揺らしながら、飛ぶタイミングを計っていました。

手が・・・

飛ぼうと思った瞬間!

握っている親指をつかまれ、棒を握れない状態になりました。

4本指では揺れている体を支えられず、そのまま宙を舞っていく自分がいて、

『やばい!』と心の中で思った瞬間、左腕を後ろに引っ張られました。

飛んでいくスピードが一瞬でゼロになり、

ドン!!!真下に落下。

引っ張られていた左腕は体の真下に入り込んで、起き上がった時には何が起こっているか分からず、

放心状態の私に、周りの友達までシーン・・・・・となってしまいました。

ふと我に返って私は、『失敗しちゃったー(笑)』と言うと、友達が駆け寄ってきて、

『大丈夫?』

『うん』と返事しながらも、左腕の感覚が変な感じがしたので見てみると、手首が真っ赤に腫れあがっていくのがわかりました。

慌てて友達が先生の所へダッシュ。そのまま保健室へ

保健室の先生は、脱臼か骨折か分からないから病院へ行こうと校長先生の車で病院に行きました。

病院

真っ青な顔をして廊下を走ってくる母が見えました。

私が病院についてすぐについた母。一緒に診断結果を聞くと、左手首の2本の骨が折れていた。

先生がレントゲンを見ながら、上下にあっちとこっちに折れた骨が向いていて、手術をした方がいいかもしれませんと言われました。

でも、母は強し!

『元の位置に戻して様子を見てくれませんか?』

『・・・・』

ここからは、席を外し先生と母が話すを待っていました。

話し合いの結果・・・・

肩に痛み止めを打たれ、台の上に腕を乗せるとレントゲンに写っている、自分の腕の骨が見えました。

手首の所で変な風に折れている骨・・・・

先生が『じゃあ、引っ張ってみよう』

『え?』

座っている私の方を看護婦さんが押さえ、先生が肘と手を持ち

引っ張った~~~~!!!!!イタイ・・・・・・・痛い???

痛み止めのおかげで痛くはなかったが、すごい力で先生が引っ張っているのが分かりました。

骨が映っているモニターを見ながら先生は、何度も引っ張って何とか元の位置まで戻してくれた。

ギブスをし家に帰る事になったが、それから三日間高熱にうなされた。

引っ張られた手が痛すぎて、痛み止めを飲んでもそんなに効いてくれず、痛みと熱のダブルパンチで最悪だった。

後日談

母は私の回復力を信じたと言った。

私が覚えている不思議な体験は、母が私を育てていく中で経験した数には及ばない程、色々あったみたいだと分かりました。

体育館で頭をよぎった飛んじゃいけないの声・・・

私の手を掴んだ何か・・・確実にあの時誰かが居たのは間違いない。

ただ、私が分かっているのは、頭の中で注意をしてくれた人の言う事を、聞いておけばよかったと言う事だけだ。

余談

人は第六感と言われている感覚があります。

なんとなく危険だなとか、近寄らない方がいいなとか思った時は自分の感を信じて下さい。

きっと、後で後悔せずに済むと思います。

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